ようやく春の足音…中学玄関にお雛さま

寒かった冬に別れを告げるように、今年も中学校玄関ホールに雛人形が飾られました。七段飾りの雛人形と伊豆稲取に伝わるつるし雛です。桃の節句を祝うこの人形は「健康で、女の子らしく育ち、いつまでも幸せでありますように」というご父母の願いを込めて、飾られます。
端午の節句に高々と掲げられる鯉のぼりと同様、華やかに並んだお雛さまは親元を離れて寄宿舎生活をする子どもたちを静かに見守り、励ましています。

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[つるし雛について]つるし雛は、はぎれで作ったぬいぐるみを竹ひごの輪で雛壇の両側に吊るしたものです。ぬいぐるみには女性を表す「桃の実」、お金に困らないようにと「巾着」、危を去る「猿」、長寿の木「柿」、花のように可愛らしくと「花」、寝る子は育つとの言い伝えから「枕」などがあしらわれています。もともとは初節句を迎える娘の成長と無病息災を願って母や祖母が身近な素材で作ったのだそうです。
なお、雛壇、つるし雛の脇には「お雛様に込められた父母の願い」が掲示されています。来校される方々や生徒たちに、一足早い春の訪れを感じさせることでしょう。